「800字以内」「2000字程度」といった指定は、応募書類でも記事でもよく出てきます。ところが同じ文章でも、数える道具によって結果が違うことがあります。提出直前に慌てないよう、数え方の違いを先に押さえておきます。
結果がずれる主な理由
文字数の数え方には、含めるかどうかの判断が分かれる要素がいくつもあります。数百字の文章なら誤差は小さいですが、上限ぎりぎりで提出するときは無視できません。
- 空白(スペース)を含めるかどうか
- 改行を1文字として数えるかどうか
- 全角と半角を1文字ずつ数えるか、半角を0.5文字として扱うか
- 見出しや署名など、本文以外を含めるかどうか
道具ごとの数え方
Word で数える
画面下部のステータスバーに文字数が表示されます。クリックすると詳細が開き、「文字数(スペースを含めない)」と「文字数(スペースを含む)」の両方を確認できます。提出先の指定がどちらか分からない場合は、厳しいほう(スペースを含む数)で収めておくと安全です。
Googleドキュメントで数える
メニューの「ツール」から文字カウントを開くと、単語数と文字数が表示されます。文章の一部を選択した状態で開けば、選択範囲だけを数えられます。特定の章だけ字数を合わせたいときに便利です。
ブラウザのツールで数える
文章を貼り付けるだけで数えられるWebツールもあります。ソフトを立ち上げずに済むので、メールの下書きやフォームに入力する文章など、ファイルになっていない文章を数えるのに向いています。原稿用紙換算の行数を出せるものもあります。
文字数指定でつまずかないために
- 指定が「文字数」か「単語数」かを確認する(英文では単語数指定が一般的)
- 空白・改行を含めるかどうか、募集要項に書かれていないか確認する
- 上限指定なら5%ほど余裕を持たせ、下限指定なら少し超えておく
- 入力フォームに貼るときは、フォーム側のカウントでも再確認する
特に注意したいのが最後の項目です。入力フォームは独自の数え方をしていることがあり、手元で収まっていても弾かれる場合があります。貼り付けたあとに残り文字数の表示を必ず見てください。
まとめ
文字数は、道具そのものより「何を含めて数えるか」で変わります。指定の条件を先に確認し、上限ぎりぎりを狙わないこと。この2つを守っておけば、数え方の違いで差し戻される事態はほぼ避けられます。